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「ALON ON THE WALL 単独登攀者、アレックス・ホノルドの軌跡」 [独り言]

 クライマーのアレックス・ホノルドを映像で見たのは、昨年のバンフマウンテンフィルムフェスティバル東京会場でのドキュメンタリー作品でした。その後、DVD「REEL ROCK10」のトミー・コールドウェルとのパタゴニア・フィッツトラバースも観ましたので、この本には非常に興味を持っていました。
 著者の成長する姿が、良く分かります。各々のフリーソロの記述を読むと、その都度、背筋がゾクゾクします。ハーフドーム(ヨセミテ)・レギュラールートのサンク・ゴッド・レッジを歩いている写真には、私が昔ここをリードした時を思い出して震えがきました。私は、腹ばいで下を見ないようにしながら恐々のクライミングでした。また、エルキャピタンのノーズルートの記述部分も、私が登った時の事を鮮明に思い出させてくれました。両リートを知っているだけに、フリーソロする技量と精神力に驚愕しかありません。そしてザイオン国立公園のムーンライト・バットレスのフリーソロ。実はこのルート、昔登りたくて(勿論エイドですが)ザイオンへ偵察に行った事があります。その時の写真は、こちらから。美しいクラックが続くルートで、どうしても登りたかったルートでしたが、残念ながらパートナーが見つからず今に至ってしまいました。その他、ジョシュアツリー、レッドロックス、スミスロックと経験した場所が記述に出てくるので、イメージを作りながら一気に読んでしまいました。これだけのクライミングするには、とてつもない集中力、自己コントロール能力、技量が必要なのでしょう。
 少年から大人へ成長したホノルド。これから、どのようなクライミングと生き方を見せてくれるのか楽しみです。続編を期待します。
REEL ROCK10ALON ON THE WALL
タグ:アレックス
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今年のクライミング [独り言]

 今年のクライミングは、どうなりますか。もうすぐ70歳。体力、筋力の衰えをひしひしと感じます。少なくとも現状を維持するために出来るだけのトレーニングをしているのですが、如何せん加齢には勝てません。クライミングの対し方そのものを考えなければならない時期になってきたようです。まあそれでも何とか城ヶ崎のクラック60本を登る目標は、残り18本なので本年中に達成したいです。海外遠征は持病のため難しくなってしまいましたので、今年は国内の遠征を二箇所(大堂海岸、九州)を計画しています。ジムクライミングも勿論大好きですので、故障をしない程度に頑張りたいと。その故障しない程度の見極めが難しいのですが。
 それにしても昨年は大変な年でした。知人でクライミングで怪我をした方が6人。全員入院の重症でした。他にクライミングが原因で故障した人が数人。その他、登山で一人死亡と。悲しい年でした。そして、私自身も大変な一年でした。ヨーロッパでは、一泊目のジュネーブで体調が悪くなり翌日緊急帰国。この後人間ドック等で検査をしたのですが、たくさん体内の不具合が見つかり、参りました。肝内胆管拡張症、目の疾患(既に三回手術)、大動脈石灰化、腎臓、胆のう結石、前頭葉の出血等、この他長い間の持病で偏頭痛、自律神経の疾患があり、これらの精密検査に半年を費やし体調が良くなったのは12月に入ってからでした。結局、経過観察や定期的な検査が必要となったのですが、何時命が尽きても不思議でない状況を認識する事となりました。
 また、身近な人にも亡くなった方が数人でて、一時は私が今年の止めかと思ったのですが今回も運良く生き残りました。で、今年のクライミングへの思いは「明日は無い」の一念です。アルパインクライミングをしている時からの思いですが、いよいよその思いが強くなりました。終わりの時が、すぐ近くにあるのを感じます。



Banff Mountain Film Festival in Japan2015 [その他]

Banff Mountain Film Festival 今年も楽しみにしていたアウトドアの映画祭に行ってきました。
 A,Bプログラムの計15本の作品を観ました。映画祭のグランプリ作品は、ヨセミテでクライミングの歴史が始まった時代に活躍したまったく異なる考え方を持ったクライマーを描いた作品です。 クライマーなら誰でもが知っているロイヤル・ロビンスとウォーレン・ハーディングが競い合った時代です。現存するロイヤルや当時のクライマーのインタビューと当時の映像で構成されています。非常に興味深い作品でした。
 その他では、最近発見された巨大な氷壁を登るクライマー、アレックス・ホノルドの二作品、アルゼンチンの雪山を滑るスキーヤーと愛犬の物語、マウンテンバイクの二作品も冒険心に満ちた作品でした。今回の選考のなかにアルパインクライミングの作品が無かったのが少し残念でしたが、今年も楽しめるアウトドアの映画祭でした。

森正弘さんの命日 [独り言]

 昨日は森さんの九回目の命日でした。もう亡くなって十年目ですか。先日、小川山廻り目平のキャンプ場のよく森さんがテントを張っていた場所で森さんの思い出話をパートナーとしてきました。亡くなって何年過ぎても話題は尽きません。
 昔の写真を整理していたら2003年のGWに登りに行ったジョシュアツリー、レッドロックス(アメリカ)での森さんの写真が見つかりました。この時は後半二人でのクライミングでしたが、森さんのクライミングの様子を初めて録画しました。帰国後この録画をICI石井スポーツのお店で放映していましたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、この時に宿泊したホテルの近くのお店で一緒にジーンズを購入したのを思い出しました。今でも穿いているのですが、このジーンズを穿くと当時よりかなり痩せたのを実感します。また、あの時の楽しかったクライミングの日々を思い出します。
 森さんが生前危惧していたクライミングのレジャー化によるクライミング文化の劣化が、今進んでいるように感じます。山登り、クライミングには誰もが認める価値観があります。価値を無視して結果だけを求める時代になってしまいました。森さんの命日には、特にこの事を考えてしまいます。
ジョシュアツリージョシュアツリージョシュアツリー
タグ:森正弘

海外遠征の終わり? [独り言]

 先日ヨーロッパアルプスへ出かけたのですが、ジュネーブから急遽帰国しました。
最初の宿泊地のジュネーブで体調が悪化し、念のため旅を取りやめて帰国しました。持病の偏頭痛の長期化に加え、十数年間発症のなかった自律神経の疾患が出始めジュネーブのホテルでは一晩苦しい思いをしてしまいました。この自律神経の疾患が出ると海外はほとんど不可能になってしまいます。過去60回以上の海外クライミングでは発症しなかったのですが、今回はだめでした。やはり年齢のために体調の管理機能が衰えているのかもしれません。持病や怪我の後遺症が出始めていたので気にはしていたのですが、とうとう現実になってしまったようです。海外で病院に入院したり治療を受けると大変なのは家族で経験済みなので、何とか帰国できる内にと決断しました。帰国の航空券もすぐに現地にて購入。ただ、ジュネーブ発の便の出発がおくれチューリッヒで乗り継げず参りました。他社便に変更で何とか11日中には帰国できましたが、チケットをビジネスクラスで購入したのが良かったようです。エコノミーの方達は翌日の便にまわされてようです。
これから体中の検査を始めます。どのような結果がでますか、もう歳なのでどのような結果が出ても驚くことはありませんが。どちらにしても海外に出かけるのは無理かもしれません。行けるときに行っておかないと登れるチャンスは無くなってしまいます。岩は逃げます。
 ヨセミテではハーフドームのレギュラールートの大きなフレークが剥がれ登れない状態になったそうです。昔、登っておいて良かったです。登れるチャンスは逃すべきではありません。今日まで「今しか出来ないクライミングをする」を目標にクライミングしてきましたが、これからは「今出来るクライミングで楽しむ」を目標に余生をおくりたいと思います。まだまだ登りたい海外の岩やルートはたくさんあるのですが、来世の楽しみに取っておきます。


ディーン・ポッター、ベースジャンプで死亡 [クライミング]

 あのディーン・ポッターが、ヨセミテでのベースジャンプの失敗で亡くなってしまいました。
 ずいぶん前ですがヨセミテのキャンプ4ですぐ向かい側のサイトにステフ・デイビスと一緒に滞在していて、その時一緒だった友人がサインをもらいに言ったのを思い出します。また、私達三人がローヤルアーチスルート(16ピッチ)の取り付きでクライミングの準備をしているとこの二人が来て「先に登って良いかと」。身に着けているのはチョーク袋のみ。二人でフリーソロ。このルートは、1ピッチ目がチムニーですが二人はスルスルとあっと言う間に登って行きました。あの時の身のこなしが鮮烈な印象として今も残っています。
 それにしてもベースジャンプで亡くなるクライマーが多いですね。たしかステフ・デイビスの再婚あいてもベースジャンプで死亡していると聞きました。クライマーはどんどんリスクの高い行為に魅されて行くのでしょう。私もこの歳になってワイドクラックをはじめましたが、これも同じような感覚なのかもしれません。ですが、歳をとるにしたがいより臆病になっているのも実感します。悲惨な経験が積み重なってきているので、悲惨なイメージのリアル感が強くなっているからでしょうか。畳の上で死ねればまずまずでしょう。畳の上で死ねなかったたくさんのクライミマーの友人達が、「そろそろ来いよ」と呼んでいるような。

ROCK&SNOW68号 [クライミング]

 先日発売されたロクスノは読み応えのある記事がたくさんあって楽しく読みました。特に、草野さんのインタロクスノビュー、シュテファン・クロバッツ50歳の大台、Alpine Line2015の中の「ラインに宿るクライマーの個性と物語」の記事には引き込まれるように読んでしまいました。
 残置支点を追うだけのクライミングが今だ行われていますが、もうそろそろ止めにしたいものです。昔、私がアルパインクライミングを始めたころ先輩に言われたのは、「ルートの初登者が打った支点以上の支点を設置して登ってはいけない。それは価値の無いクライミングにつながる」でした。初登者のスタイルより、より良いスタイルで登ることが再登者に課せられた使命だと。この言葉は現代も生きていて、より良いスタイルでのクライミングとは何かを考えてクライミングする姿勢が大事だと思います。
 今のクライミングは価値観の無い時代にあるのではないでしょうか。手段を選ばずに登って結果だけが語られるのには、違和感を覚えます。
 このような素晴らしい記事を是非たくさんのクライマーに読んでほしいのですが、読んで欲しいと思う人たちほどこの手の本は読みません。本当に残念な事です。
 数年前に三ッ峠の岩場に十数年ぶりに行ったのですが、この岩場には確かクラックがたくさんあってNPだけでもかなりのルートが登れると思い出しNPの持参しました。数本のルートをNPだけで登りましたが、まだまだNPだけで登れるルートはたくさんありそうです。この岩場、無残に大量に打たれた残置物を撤去したら、相当綺麗で洗練された岩場になるように思うのですが。この岩場はアルパインクライミングのトレーニングの場として数え切れないくらい通った岩場です。岩場そのものも進化が必要と考えます。山の中のいわゆる本チャンルートにも強固な支点が設置される時代ですので、とても無理なのでしょう。クライミング文化の劣化が進行する時代なんですね(>_<)。

GWジム通い [クライミング]

 GW後半はお天気もまずまずなので道路も岩場も大混雑と予想してクライミングジム通いにしました。
 2日はPUMP2、やはり空いていて登り放題でした。と言ってもそれほど登れるはずも無く、身体を壊さない程度に楽しんで。
 続いて3日も青い空が広がり風が爽やかでした。そこで、外に大きな壁がある昭島のPLAYへ。いや~、気持ちよかったです。ただギャラリーが多くて殆ど見世物状態でしたが。側壁では体験クライミングに長だの列が、人が登るのを見ていると登ってみたくなるようです。青し空に向かって登って行くのは気持ちが良いです。ルートも多少変更、追加されています。
 で、二日間休養して閉めは6日にビッグロック日吉でクラックトレーニングです。
昭島PLAY昭島PLAY

リンクカムのワイヤー切れ [使ってみました]

 オメガパシフィックのリンクカムのワイヤが切れてしまい、販売店から代理店の「マジックマウンテン」へ修理の問合せをしてもらいました。が、製造元から修理不可との回答のため、新品価格の3~2割引で交換したいと。ワイヤーが切れただけで修理不能ですか。この手のギアにはよくある事なのですが。フレンズやキャメロットは何度も修理してもらっていますので、この対応は納得出来ません。リンクカムは数年前にカナダで8000円位で購入していますので、とての割に合う交換条件でもありません。
 で、ようやくリンクカムのワイヤーの修理を自分でしました。東急ハンズでワイヤーと圧着スリーブを購入。パートナーからのアドバイスもあって、何とか復活。早速城ヶ崎で使ってみましたが、問題ありませんでした。圧着スリーブのサイズがもう一サイズ上が用意出来ていればもう少しスマートに仕上がったのですが、まずは使えるようになっただけで充分です。これでワイヤー切れには対処出きるようになりました。それにしても、ワイヤー切れぐらいメーカーで修理してもらいたいものです。
修理前修理後
タグ:リンクカム

PLAYクライミングジム昭島 [クライミング]

 昨日昭島のモリタウンに隣接するアウトドアビレッジ内に新たに出来たクライミングジムに行ってきました。モリタウン内の駐車場に駐車したため目的の場所に行くのにチョッと迷いました。タウン内からの案内板が整備されていないため解りづらいです。ビレッジ内にはたくさんのアウトドアメーカーが出店していて、入ってみたくなります。
 クライミングジムには屋内のボルダー壁と屋外のリード壁があり、リード壁の一般使用は今日からなのと友人のインストラクターが講習を始めるとの事で出かけてみました。ここの売りはやはり16.45mのリード壁です。上三分の一が可動式で傾斜角度を変えられる構造になっていました。この壁に設定されたルートを5本登ってみましたが、いや~、長いです。勿論PUMP2のツナミより長いです。良い持久力トレーニングが出来ます。ただ屋外ですので寒い日、暑い日、雨の日には登れなさそうです。昨日は20度近い気温がありましたので、気持ちの良い風に吹かれながら快適なクライミングが楽しめました。兎に角露出度最高なのでギャラリーが多く、完登すると拍手までいただけます。リード壁のルートは、まだまだ此れから増えるそうですので楽しみです。
 ボルダー壁は、たくさんの課題を登っているわけではありませんが初心者に配慮した課題設定と感じました。ジム内は明るく、ロッカー、トイレ、手洗い場等清潔感があり素晴らしいです。
 自宅から車でも40分くらいで行けそうですので、時々行ってみようと思っています。
ジムのHPはこちら
PLAYクライミングジムPLAYクライミングジム
タグ:PLAY
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