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海外遠征の終わり? [独り言]

 先日ヨーロッパアルプスへ出かけたのですが、ジュネーブから急遽帰国しました。
最初の宿泊地のジュネーブで体調が悪化し、念のため旅を取りやめて帰国しました。持病の偏頭痛の長期化に加え、十数年間発症のなかった自律神経の疾患が出始めジュネーブのホテルでは一晩苦しい思いをしてしまいました。この自律神経の疾患が出ると海外はほとんど不可能になってしまいます。過去60回以上の海外クライミングでは発症しなかったのですが、今回はだめでした。やはり年齢のために体調の管理機能が衰えているのかもしれません。持病や怪我の後遺症が出始めていたので気にはしていたのですが、とうとう現実になってしまったようです。海外で病院に入院したり治療を受けると大変なのは家族で経験済みなので、何とか帰国できる内にと決断しました。帰国の航空券もすぐに現地にて購入。ただ、ジュネーブ発の便の出発がおくれチューリッヒで乗り継げず参りました。他社便に変更で何とか11日中には帰国できましたが、チケットをビジネスクラスで購入したのが良かったようです。エコノミーの方達は翌日の便にまわされてようです。
これから体中の検査を始めます。どのような結果がでますか、もう歳なのでどのような結果が出ても驚くことはありませんが。どちらにしても海外に出かけるのは無理かもしれません。行けるときに行っておかないと登れるチャンスは無くなってしまいます。岩は逃げます。
 ヨセミテではハーフドームのレギュラールートの大きなフレークが剥がれ登れない状態になったそうです。昔、登っておいて良かったです。登れるチャンスは逃すべきではありません。今日まで「今しか出来ないクライミングをする」を目標にクライミングしてきましたが、これからは「今出来るクライミングで楽しむ」を目標に余生をおくりたいと思います。まだまだ登りたい海外の岩やルートはたくさんあるのですが、来世の楽しみに取っておきます。


ディーン・ポッター、ベースジャンプで死亡 [クライミング]

 あのディーンポッターが、ヨセミテでのベースジャンプの失敗で亡くなってしまいました。
 ずいぶん前ですがヨセミテのキャンプ4ですぐ向かい側のサイトにステフ・デイビスと一緒に滞在していて、その時一緒だった友人がサインをもらいに言ったのを思い出します。また、私達三人がローヤルアーチスルート(16ピッチ)の取り付きでクライミングの準備をしているとこの二人が来て「先に登って良いかと」。身に着けているのはチョーク袋のみ。二人でフリーソロ。このルートは、1ピッチ目がチムニーですが二人はスルスルとあっと言う間に登って行きました。あの時の身のこなしが鮮烈な印象として今も残っています。
 それにしてもベースジャンプで亡くなるクライマーが多いですね。たしかステフ・デイビスの再婚あいてもベースジャンプで死亡していると聞きました。クライマーはどんどんリスクの高い行為に魅されて行くのでしょう。私もこの歳になってワイドクラックをはじめましたが、これも同じような感覚なのかもしれません。ですが、歳をとるにしたがいより臆病になっているのも実感します。悲惨な経験が積み重なってきているので、悲惨なイメージのリアル感が強くなっているからでしょうか。畳の上で死ねればまずまずでしょう。畳の上で死ねなかったたくさんのクライミマーの友人達が、「そろそろ来いよ」と呼んでいるような。

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